高齢出産母ちゃんの思いつき日記

Yahoo!ブログより、お引っ越ししてきました。

老いの才覚 ~曽野 綾子さん

本屋で見かけて、気になり購入。
まだ老年期ではないけれど、人生80年時代の折り返し点は通過しているので、
読んでおくと素敵に歳を取れるかななんて軽い気持ちで買った一冊。
 
曽野さんは、「とても背筋がピーンと伸びた上品なおばあさま」といったイメージを抱く内容。
 
分相応、身の丈にあった生活をする。
自分でできることは、自分ですること。
無理なときは、素直にお願いする。
高齢者のサービスは、あたりまえと思って受けるのではなく、
自分に必要のないサービスは他の必要な人に譲るという精神で辞退する。
健康でいることを仕事とし、病気になってもそこから新たな生き方も見いだせる。
病気になるのは、一つの状態であること。長く続くとしても、病と上手に生きる。
孤独とつきあい、何か楽しみをみつけること。
 
上に書いたところは、共感したところ。
部分的に、それはどうかなぁと思うところもあるけれど、
「背筋の伸びた上品なおばあさま」になるには
このようなことを実践すればいいんだなぁって思った。
 
この本を読んでいたのは、人間ドックの日でした
検査ごとに待たされるので、結局この日で読んでしまったわ。
 
「ただの自立ではなく、自律である」というのが、老いの才覚のようです。