高齢出産母ちゃんの思いつき日記

Yahoo!ブログより、お引っ越ししてきました。

モデルハウスめぐり

前回、モデルハウスめぐりというタイトルにしておきながら、
全然その話を載せていませんでした・・・。m(_ _)m
前置きが長すぎて違う話になってしまいましたので、タイトル変更し、
ここで書きます。

先週、2~3年頃から宅地分譲しているところへ出かけ、いろいろなモデルハウスやら
建て売り住宅やらを見学に行って来ました。
そこは、まさに建っている家もまだ新しく、本物版住宅展示場のようです。
いろいろな建設会社が建てているので、本当にニュータウン・・・きれいな街並みです。
まだまだ分譲宅地もたくさん残っている地域なので、いろいろな会社が建て売りを出していたり、
モデルハウスを建てていたりするので、以前からふらりと行っては見学していました。

我が家は、もう建設会社をほぼ決定したので、あとは間取りを考えるのにいろいろな
モデルハウスやら、オープンハウスを見学して参考にすることが大事。
いろいろなところを見学させていただいたけれど、大手メーカーもいいけれど、
今は中小建築会社もけっこう頑張っているなぁと感心しました。

私の住んでいるところは、北海道なので、大手メーカーさんも
北海道の気候を重視したところを中心に見ていました。

北海道の中小建築会社は、そういう点ではその道はプロ。
冬の快適な住まい作りに関しては、本当にいろいろな工夫をしていると今回いろいろ見て思いました。
そのなるほど!と思ったことを書きます。

☆いろいろ見て、思ったこと

その1  「吹き抜けの既成概念を払拭させた工夫」

     吹き抜けは(北海道では)意外に寒い。
     吹き抜けは、広い空間を作り出すにはもってこいだし、開放的な心地よさもあるけれど、
     逆にいうと北海道などの寒冷地的には暖かな空気が逃げやすい欠点もあります。
     もちろん、今は断熱もよくなっているけれど、エコという点と、狭小住宅ということを
     考えるともったいない空間になるんだなぁと、思いました。
     北海道のK建設さんのモデルハウスに行った時、目からウロコの発見!
     居間が屋根までの吹き抜けではなく(うまく説明できないのですが)居間の天井だけ
     ダイニングルームより高めに設定して、広く見せていました。
     そして、その分二階はというと、居間の天井が高くなったところは
     メゾネットのようになっていて(三角屋根なので)天井裏部屋のよう・・・。
     短いはしご階段をのぼって、ちょっとくつろぐ空間セッティングされ、
     もし子どもがいれば、楽しい遊び場スペースに。
     吹き抜けといえば、二階の天井までという固定観念を覆したこの発想に、なるほど!でした。

その2  「たくさん収納できるけれど、生活感を出さない工夫」

     H.ホームさんという地方都市本社の会社のモデルハウスは、一見、住宅というより
     しゃれたミニオフィスのような建物。
     中を見せていただくと、これまた本当におしゃれな空間。
     ここもK建設さんとは違った空間の工夫をされていて、
     居間とダイニングの天井の高さを変えて人間の目の錯覚で広く感じるということを
     説明されていました。(でも、私的には広く感じる気はしなかったんですが・・・汗)
     ここのすごい!と思ったのは、生活第一だけど、生活感を見せない工夫。
     居間のとなりが対面型キッチンのダイニングルームがあり、もちろんしきりなし。
     ですが、そこの収納棚の工夫がすごい!引き戸になった大きな戸二枚の中には、
     引き出し式の食器入れ、ジャーや、レンジなどを置くスペースもあり、ゴミ箱をおく
     場所も完備。そして、急なお客さんがみえても、それらは引き戸で隠れてしまい、
     居間からは見えず・・・・。
     キッチンだけでなく、脱衣場も同じような工夫がなされ、すごく勉強になりました。
     ここの社長さん自身のデザインらしく、生活空間をただ洒落た物にするのではなく、
     家事をするときにしやすいことも念頭に入れて設計しているそうです。
     みる価値大いにありの住宅でした。

その3  「通路を、ただの通路にしない工夫とトイレの広い空間の工夫」

     こちらも地方都市が本社のU建設さんのモデルハウスは、外から見たら本当に
     オフィスか社長さんの邸宅といった感じの建物。
     玄関が道路に面してはいなく、プライベート空間を作りながら奥に配置。
     もちろん雪がかからないような屋根を配置して、途中、ゆったりとした長いスロープは
     これまた遠いと感じる玄関までの道のりを飽きさせないし、疲れさせない。
     我が家は家相的によい方位に玄関を配置できないので、この玄関はなるほど!と
     参考になりました。

     入ると、これまた社長さんの邸宅のような玄関。中庭が配置され、その中庭が見えて
     開放的。とても普通の玄関って感じじゃない。
     (北海道的に中庭って・・・雪が積もるし、豪雪地帯ではちと現実味なしかな?)
     でも、その中庭、ヒーティングが入っていて、雪は積もらない。なるほど。

     居間は、これまた洋画に出てくるようなミニ映画館のようなつくり。
     横に高床にした和室があって、ふすまが全部隠されてしまう。居間と一体化したり、
     仕切ったりといろいろな工夫ができる。

     玄関を挟んで反対側はダイニングとバスルーム・家事室。
     こうやって、玄関を挟んで生活空間とくつろぎ空間に分けるという手法は、
     なるほど~と思いました。細長い土地には最適かも。

     二階に上がる時、ガラス張りの中庭を眺めながら上がり、通路に長いカウンターを設け、
     ちょっとした本を読んだり、パソコンしたりのスペース。もちろん中庭が望め、
     落ち着ける雰囲気。反対側には収納棚を設けて通路兼仕事や勉強部屋を兼ね備えた造り。

     夫婦の寝室がこれまた洒落ていて、お酒を飲みながらテレビを見たりと
     もう本当に洋画の世界。
     なるほどと思ったのは、部屋に仕切りを設け、その反対側に
     身支度スペースを作っていて、そのへんにおいておいたら汚らしく感じるけど、
     必要な腕時計やハンカチ、明日着るスーツなんかを並べておける棚があって、
     正面に大きな全身見える鏡があって、ここで着替えれば部屋はすっきり!という
     生活感を見せないけど考えられたスペースに、イケてる!

     もうひとつのイケてる!は、トイレ。
     トイレを吹き抜けにして、日が入るようになっている。そして、広く感じる!
     トイレと言えば、狭いって感じだけど、横にばかり広くしようとせず、
     縦に空間を作ることで、こんなに普通の広さのトイレも広く感じるんだ~と感心しました。