高齢出産母ちゃんの思いつき日記

Yahoo!ブログより、お引っ越ししてきました。

雪虫の季節

ブログタイトル下のコメントにありますが、先日外に出ると雪虫の大群に遭遇。
「いよいよ、冬か~」としみじみ。
でも、この虫、たいてい群れて丸く固まってあちこちに飛んでいるので、(そのうえ動きがのろい)
その群れた中に入ろうものなら、顔につくし、服にもつくし、そのうえつぶれちゃうこともあって
けっこう厄介者です。遠くから見ると虫の集まりにしか見えないんですけどね
 
だけど、この虫って北海道ではメジャーですが、実は他の県に住まわれている方には
全然「なに?」って感じなんですよね。
生粋の北海道育ちのため、自己中コメント多くてすみません。
 
せっかくなので、この雪虫についてちょいと調べてみました。
イメージ 1
 
ユキムシ、つまり雪虫北海道民にとってはなじみの深い「妖精」です。
雪の季節ととても関係が深いものといえます。私はここで「妖精」と書きました。
そう、雪の知らせを伝える妖精なのです。

 北海道民はこのユキムシの発生で、雪の降る季節を知ります。
そして冬の季節の到来を改めて実感するのです。
北海道民の生活にとって、このユキムシは当たり前のものとみなされ、
また、邪魔者扱いされてしまっているのも事実です。
しかしその一方で、そのロマンチックさが非常に親しまれている「冬の風物詩」といえます。
 
 さて、このユキムシ、いったいなんだべ?といいますと、はっきりいって「虫」です。
おなかのところに白い綿のようなふわふわをつけて飛んでいます。
実はこれ、アブラムシの仲間です。タマワタムシ科に属するアブラムシはすべて「ユキムシ」と呼ばれます。

 中でも大きい一般的な種類はトドノネオオワタムシと呼ばれます。
大きな白いふわふわをつけて優雅に飛行しているようにも見えます。
そんなムシですが、北海道民はワタムシともアブラムシとも言いません。
ユキムシという愛称で親しまれています。

 ユキムシと呼ぶのは一時期、つまり飛んでいるときだけ。
トドマツの木からヤチダモの木に移動飛行する時。トドマツにいるのは6月から10月まで。
根っこの液で生活します。そして幾世代も生まれるようですが、最後の世代のものが、「ユキムシ」となって、
ヤチダモの木に移動します。卵からかえるとトドマツに移動~。そういうサイクルを繰り返しています。

 ちなみに・・・ユキムシにも幾つか種類があって、白いふわふわがない、
あるいは少ないように見えるものもあります。
たとえば「ケヤキフシアブラムシ」は、市街地で多く見られるもの。
目指す樹木も違って、ササからケヤキの木に移動していきます。
まぁ言うなれば普通の小さい黒い虫ですが。
 
参考サイト 北海道ぷっちガイド http://pucchi.net/hokkaido/snow/life01.php
 
ということで、私もよく知らなかったこともあり、解明できてうれしいかも。
結局アブラムシの一種ってのには、嫌悪感感じますがね・・・。