高齢出産母ちゃんの思いつき日記

Yahoo!ブログより、お引っ越ししてきました。

子育てハッピーアドバイス~明橋大二さん

今、巷でベストセラーになっている育児書です。 ※1万年堂出版(933円+税)
もっと早く読みたかったのだけれど、なかなか本屋でぶらつくことが出来ず
とうとうネットで買いました。

太田知子さんのイラストがとってもかわいい、読みやすい、わかりやすいです。

       ~~~私がなるほどと思ったこと~~~
☆「甘やかす」と「甘えさせる」の違い
10歳までは徹底的に甘えさせることで、いい子に育つと著者は言っていますが
「甘えさせる」って、どんな状況なのか、「甘やかす」とどう違うのかを
ちゃんと教えてくれます。でも、でも、やはり線ひきは難しいなぁって思いました。
ただ、これを読んだことで、子どもと接していて、今この状況は「甘え」か「甘やかし」を
考える手だてになります。

☆子どもを守ろうとするなら、それを支えるお母さんを守らなければならない
ここでうまく説明できないのですが、ほんとにそうだと思いました。
自分のことは二の次で、一番子どものことを考えて、がんばって、日々苦労して育ててる人は
やっぱりお母さん。
子どもが至らないことをしていても、その子自身だけでなく、親(とくに母親)も周りから
いろいろ言われる対象になる世の中。
でも、考えてみれば人は親だけのかかわりで、成長するわけではないんですよね。
周りのいろいろな人のサポートがあってこそ、すくすくと育っていくんですよね。
当然のことなんだけど、改めて思い直しできた感じがします。

☆母親に休日はない
ほんっとにその通りなんだけど、やっぱり、今の日本はまだまだ
お母さんが家事・育児、お父さんが仕事みたいな風潮がある。
たとえ、お母さんも働いていても、やっぱり家事と育児はお母さんがメインみたいな。
そんでもって、お父さんが「育児に協力するよ」なんて言う。
この「協力する」っていうのが、そもそも間違ってる!!
協力するとか手伝うとかいう域じゃなく、父親も育児をするのは本来あたりまえのことなんだ!!
・・・と、私も以前からすっごく思ってたことをこの本は、
「そう、そうなのよ!!!」ってなぐらい代弁してくれてる!!
確かにお母さんは外へ定時に仕事に行かず、家にいて、自分のペースで家事や育児をやれる・・・って
お父さんは思ってるかもしれないけど、どんなに日中いろいろな仕事があって、それも
子どもをみながらやらなきゃいけないことの大変なことか、知ってるはずない!!
私は仕事をもってる人間だからいえるけど、育児より仕事のほうが楽とすら思うこともある!
それっくらい、重要かつ大変な仕事をお母さんは毎日やってることに気づいてほしいです。
たまの日曜くらいのんびりさせてくれと、お父さんはお思いでしょうが、お母さんはたまの休日なんて
ないんです。そこのところ、頭に入れてお休みの日を過ごしてほしい。
そんでもって、奥様の労をねぎらう言葉・態度を忘れないでほしい・・・。
切に思います、マジで。

と、ベストセラーになるわなぁと思わせた本でした。
とくに読んでほしいのは、夫、お父さんという肩書きの方々です。

私もこれみよがしに夫の見える位置に置いておこうとたくらんでます。
「読め!!」とは言えないけど、「読んでみて~♪」ってね。うふ。